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千葉市立郷土博物館 ~千葉市制100周年記念特別展~

2021-08-27
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千葉市制100周年記念特別展に行ってきました
千葉市立郷土博物館では、8月3日(火)~10月17日(日)の76日間にわたり、『令和3年度 千葉市政100周年記念特別展(子どもの瞳に映った高度経済成長期の千葉市)』を開催しています。展示品としては千葉食品コンビナート協議会「CFCのあゆみ」とCFCで所有している古い新港地区の写真、千葉共同サイロ株式会社玄関ロビーに展示してある施設模型が陳列されています。CFC及び会員のHPを観た郷土博物館職員の方が是非お借りしたいとの相談を受け、夫々貸出しました。


8月17日に郷土博物館へ数十年振りに伺うと職員の方から夫々の展示について説明を受けました。展示は、千葉市の高度経済成長期を子どもの視点を通して紹介しています。「第2章 工業化の進展」において、本邦初の食品工業団地として、千葉市の生産都市化に大きく貢献し、かつ高度経済成長期以降の市民の食生活を支えてきた千葉食品コンビナートについて説明しています。昭和30年代の埋め立て工事から徐々に企業誘致がされ、新港地区に食品コンビナートが出来上がったことが古い資料や模型、写真等で回想されています。
他にも昭和30年代から50年代にかけての千葉市の歴史、国鉄千葉駅や京成千葉駅が現在の位置に建設される過程や駅前の商店街、百貨店(扇屋、奈良屋、そごう)等の写真が展示されており、とても懐かしく拝見することが出来ました。
『高度成長期の千葉』 令和3年度特別展図録より
上の写真は、千葉市制100周年記念 令和3年度特別展図録よりCFC及び千葉共同サイロから貸し出した資料の説明です。
2-19は、平成27年1月発行の創立50周年記念誌 「CFCのあゆみ」
2-20は、千葉共同サイロの玄関ロビーにある施設模型

下の写真(2-17)は、昭和44年ころの新港の埋め立て地のものです。左上に見える建物が千葉共同サイロと千葉製粉です。まだ近隣には大きな建物はありません。写真上方はまだ海で高洲団地が造成されるのは、この4年後(昭和48年頃)になります。
下の写真(2-18)は、現在のケーズハーバー辺りから日本サイロを写したものです。
写真の説明にあるように、千葉食品コンビナートは、昭和39年(1964年)最初の東京オリンピックの年に日本で初めて作られた食品工業団地です。
他にもホーロー看板の「オロナミンC」、「ボンカレー」、「バーモントカレー」等   
昭和30年代の子供のころに記憶を戻してもらったような気がしました。

この特別展は、小中学生の夏休みを狙ってこの時期に開催していますが、平日でもあり8月からの緊急事態宣言の影響か拝観者は少なかったです。そんなに広いスペースではないのですが、とても懐かしく展示を観ていましたので、あっという間に時間が過ぎて行きました。
もしよろしければ、皆さんも行ってみてはいかがでしょう。
『千葉市立郷土博物館』 千葉市中央区亥鼻1丁目6番1号 
千葉都市モノレール 県庁前から徒歩約10分
https://www.city.chiba.jp/kyodo/tenji/kikakutenji/tokubetsu_2021.html




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